結納の形式はさまざまありますが、ここでは現代に最も多く行われている、集合型の結納についてご説明いたします。進行は次の通りです。
◆1・男性側が先に結納会場へ入り、結納品を上座に飾って着席いたします。次に女性側が入り結納品を飾って着席いたします。
◆2・男女双方がそろってから、仲人が結納会場へ入り着席し、両家を代表して男性の父親が仲人にあいさつをいたします。
◆3・あいさつを受け、仲人も口上を述べ全員が深く礼をします。
◆4・男性の母親が上座に飾っておいた結納品を仲人の前まで台ごと持って運びF案ます。それから男性の父親と仲人が口上を述べ深く礼をいたします。
◆5・仲人夫人が結納品を女性本人の前に運び、仲人が口上を述べて深く一礼いたします。それに対し女性側は軽く礼をします。
◆6・女性本人が目録に目を通した後、父親、母親も目を通し女性本人が元通りに包み戻します。女性の父親と女性本人が口上を述べたら、女性側と仲人夫妻は深く礼をします。
◆7・次に、女性の母親が結納品を上座に飾ります。飾る場所は、すでに飾っておいた男性側に贈る結納品を上座から下ろし、その場所に贈られた結納品をおきます。
◆8・女性の母親は受書を仲人の前に運びます。そして男性に送る結納品を台ごと運びます。
◆9・女性の父親が口上を述べ、女性側と仲人は深く礼をします。
◆10・仲人夫人が受書を男性本人の前に運び、男性本人はお礼を述べ受書を自分の上座(右膝の前あたり)の方におきます。
◆11・仲人夫人が結納品を男性本人の前に運びます。このとき結納品は受書よりも上座へおきます。仲人は口上を述べ深く礼をします。男性側は軽をく礼をする。
◆12・男性側は目録を男性本人が目を通した後、父親、母親も目を通し元に戻します。父親と男性本人が口上を述べ、男性側と仲人夫妻は深く礼をします。
◆13・男性の母親が結納品を上座に飾り、次に受書を仲人へ運びます。男性側の父親と仲人が口上を述べ、深く礼をします。
◆14・受書を仲人夫人が女性本人の所に運び、仲人が口上を述べます。女性側の父親と女性本人がお礼を述べ深く礼をします。
◆15・最後に、仲人が締めくくりのあいさつを述べたら、全員深く礼をします。両家を代表し男性の父親があいさつをし、男性本人、女性本人も礼を述べたら、一同深くお礼をして結納式は終了となります。会場を退室する順番は仲人、男性側、女性側の順に退出します。
その他の結納式には、関東地方で多く見られる【往復型】や、関西地方で多く見られる【片道型】などがあります。それぞれ伝統的なしきたりがあるので注意が必要です。
また近年では仲人を立てない結納もあり、会場となるホテルや結婚式場などの係員がアシスタントしてくれる場合もあります。 |